


大学では近代文学を専攻していたので、夏目漱石の留学していたイギリスへの留学を思い立ちました。イギリスでは言語学を2年間学びました。その後ニュージーランドに1年間滞在したのですが、滞在中に将来的にフリーランスで通訳の仕事をしたいと思い本格的に通訳者を目指そうと思いました。
帰国後の最初の就職先では、通訳・翻訳の作業がメインで、好きな英語にも触れられ、それなりに忙しい毎日で充実していましたが、もともと英語でコミュニケーションをとることが好きな私はもっと他の業界でも、通訳の経験も積んでみたいと思い、現在の職場に転職しました。
現在は翻訳作業の他に、社内ミーティングの通訳、社内プレゼンテーション時の同時通訳の仕事なども担当しています。

主な業務内容は、日々の業務で必要な社内文書を日本語から英語への翻訳になります。翻訳の仕事が60%位で残りの40%は通訳という感じで、現在はどちらかというと翻訳の仕事が多くなります。
最初の頃は、保険業界の法律用語など理解するのに苦労しましたね。業界用語以外にも社内特有の用語や言い回し、特に私どもの会社は母体がフランスの企業ということもあり、同じ業界の企業様の中でもちょっと言い回しとかが特殊なので訳していてとまどうこともありました。

保険業界の基礎知識を身につけることはどうしても必要ですね。ただ保険業法や商法は訳されているものが出ているのであまり翻訳の必要性はありません。そういった法律に関連する文章の翻訳時には、保険業法や商法の翻訳版を参考にします。インターネットはそれ以外の書類の翻訳時に利用して、業務の効率を上げる工夫をしています。
また私の場合、わからない表現や内容などは業務の担当者に直接聞いていますね。わからないので自分で「こうじゃないか」と判断して訳していたのでは、ミスのもとになりかねません。特にこの業界は法律が絡んでいる翻訳も多いので、それらの翻訳では絶対に意訳はありえません。そのため訳す文章内容によっては文章の綺麗さよりも慎重さが重視されることもあります。もちろんそれ以外の翻訳では読みやすくすることも心がけています。小説などの文学作品の翻訳であれば美文である必要がありますが、この点が保険業界の翻訳に限らずビジネス翻訳全般に言えることではないでしょうか。私の場合は特に業界特有の表現方法やコロケーションに気をつけるようにしています。
また実務の現場では特に意識はしないのですが、一般的には通訳で求められる「はなし言葉を訳す」のと翻訳で求められる「文章を訳す」ではアウトプットの方法が異なるともいわれていますね。

何よりも「正確さ」「完成度」が要求されるビジネス翻訳では、まずは「読解力」と「知識」「日本語のボキャブラリー」を身につけ、より正確な訳出を追及することを心がけた方がいいと思います。特に社内で翻訳業務を行う場合、以上のことに加えて「スピード」も一段と重要となりますので、この点にも注意をすると良いと思います。社内翻訳の場合、できるだけ早く仕上げなければならないケースも多々あるからです。
翻訳の作業は地味ですが、やりがいがある仕事だと私は感じています。通訳として入る会議の準備として役に立つことも多いのです。ただ仕事としていくには相応の実力が求められますので、私の場合、週1日ペースで通訳学校に通っており、常にスキルアップを心がけています。学校では自分の訳の欠点を、その場で客観的に指摘されたりされるので、自分自身の訳の欠点を理解でき、実力をアップさせることができます。
また通訳・翻訳は人間が訳すものなので、5人が訳せば5通りの訳ができます。学校では同じ人が先生に言われて何通りもの訳をすることが良くあります。時には他の人の訳と比較してみることもあります。こういった刺激は自分のモチベーションアップにもつながりますので、そういう意味で学校などで誰かの指導や自分の訳と比較できる機会を持つことも必要だと思います。私も今後、勉強を重ねて英語力をブラッシュアップさせ、翻訳・通訳の仕事をこれからずっと続けていきたいと思っています。
皆さんも日々の勉強を積み重ねる努力をおしまず頑張ってください。

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パリに本拠を置く私共アクサグループは、世界60カ国で5000万人をこえるお客さまから厚い信頼をいただいている世界最大級の保険・金融グループです。「AXA=アクサ」というどこの国でも同じ発音で読まれるこの社名には、世界中のお客さま一人ひとりから、心から親しまれる企業でありたい、という願いがこもっています。
1992年にフランスにおいてダイレクト(通信販売)チャネルによる自動車保険の販売を開始。以後、ネットワークをイギリス、ドイツなどに広げ、規制緩和のすすんだヨーロッパにおいてダイレクト保険のリーディングカンパニーとして歩んできました。
日本では、1999年に本格的な活動をスタートし、お客様に喜んでいただけるサービスをお届けできるよう日々努力しています。お客さまのパートナーとして、一人ひとりのニーズにお応えしお客様をサポートいたします。
■アクサ損害保険株式会社
http://www.axa-direct.co.jp/
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