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翻訳に関するよくある質問をまとめました。


■仕事の獲得について
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通信講座修了後は、具体的にはどのような方法で、自らの翻訳活動をされ、専門職業として独立されているのでしょうか。
個々に興味、関心のある分野の原書を、自身で訳したあと、その種の分野の出版社に持ち込み、訳書として認めていただくと思うのですが・・・・どうでしょうか。 |
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おっしゃるような持ち込みが、採用されることは極めて稀です。翻訳本の刊行は出版社が十分な検討を重ね、「売れる」と判断されて初めて出版が決まります。本の出版には版権という日本語訳を出版するための権利を取得するために多額の費用がかかるため、どんなにいい本であっても、売れる要素がなければ出版はできません。
よって出版翻訳家になるためには、翻訳学校からの推薦や翻訳コンテストでの入賞、あるいは公募などのあらゆる機会に挑戦していきます。また翻訳者同志のネットワークを通じて、出版社とのコネクションを得る方もいらっしゃいます。チャンスは決して多くはなく、かなりの実力も求められますが、活躍中の多くの出版翻訳家は、そうした小さな可能性を積み重ねて今に至っている方が殆どです。 |
■実務経験と専門知識について
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私は今、建築系の学部にいる大学三年生です。卒業後はその方面に就職するつもりですが、翻訳の仕事の方が自分に向いているのではないかと最近思い始めています。建設に関わり、かつ翻訳に関わる仕事というものはないでしょうか?
また建設関係の仕事を経験することで翻訳の仕事が有利になるなんてことはあるのですか? |
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翻訳の仕事はあらゆる分野に必要な仕事ですから、建築関係の翻訳ももちろんあります。また、大手建築会社で翻訳を担当している人もいるでしょう。そういう仕事を探してみるのもいいかもしれません。
また翻訳には英語力以外に(それ以上に)、専門知識と表現力が必要です。建設分野の仕事を経験されれば、その分野の知識はもちろん、どんな文書でどんな表現が使われているかを知る機会がたくさんあるわけですから、翻訳する上では非常に有利ということが言えると思います。 |
■法律分野と医薬分野両方学べる?
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翻訳家として活躍できるチャンスを増やすために、仕事で関係してきた法律関係と、翻訳料が高いという医薬関係の両方を勉強したいと思っています。二つの分野の学習は可能でしょうか?また、可能な限りいろいろな分野を勉強しておいた方がよろしいでしょうか? |
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翻訳家として必要な広い専門知識やあらゆる表現・用法は身につけるのには多くの時間を必要とします。よって翻訳の学習をしている段階ではひとつの分野に専念し、その方面で仕事を得られるようになってから、他分野へと拡大していく方がいいと思います。
また「この分野もできます」「あの分野もできます」という人は一般的に信用されません。第一線で活躍中の翻訳者でも一分野を完璧にしていくのは難しいので、中途半端であるという印象を与えるからです。ひとつの分野に精通し、信用を得てから他分野も手がける方がいいでしょう。 |
■音楽分野の翻訳について
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以前から翻訳の仕事がしたいと思っていますが、私の専門分野は音楽(クラシック&ジャズ・ポピュラーピアノ)です。この分野には翻訳の仕事はどのくらいあるのでしょうか? |
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音楽関係一般では、訳詞や音楽雑誌の翻訳などがあるようですが、最近ではウェブ上での曲やアーティストの紹介や解説の翻訳などもあるそうです。
しかし専門的に音楽関係の翻訳をされている方は(特にご質問のような分野では)あまりいらっしゃらないようで、何らかの仕事をされている方が、本業のかたわらに仕事を受けているのがほとんどのようです。音楽系の翻訳のみで生計を立てるのは難しいと思われます。 |
■パソコンは必要?
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知人で翻訳の仕事をしている人から、パソコンもできるようにならなければいけないと言われました。今はパソコンを持っていないのですが、翻訳の仕事には絶対必要でしょうか? |
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パソコンは翻訳の実作業だけでなく、辞書検索や膨大な調べ物をスピーディにこなすことができ、また翻訳会社との電子メールでの連絡、納品などにも使われます。翻訳会社やクライアント等の連携を考えると、翻訳の仕事にはパソコンが絶対必要と言えるでしょう。 |
■辞書について
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これから翻訳の学習を始めたいと考えています。まず辞書を揃えたいと思うのですが、お薦めの辞書はありますでしょうか?また英和、和英以外に必要な辞書はありますでしょうか? |
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辞書は必要に応じて揃えていけばいいのですが、英和、和英、そして英英辞典などは最低限必要です。語彙や用例が豊富な、リーダーズやランダムハウスレベルのものがお薦めです。パソコンなどで一括検索できるようにCD-ROM版などをお選びいただくのもいいでしょう。 |
■地方在住は不利?
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地方に住んでいるのですが、翻訳の仕事をしていくには不利でしょうか? |
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翻訳会社やエージェントは都会に集中していますので、確かに都会に住んでいれば便利ということは言えます。しかし、現在では通信手段が発達し、翻訳会社に出向かなくても大抵のやりとりはできますので、地方にお住まいでも決して不利ということはありません。 |
■主婦兼翻訳者はいますか?
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結婚を機に退職したのですが、英語は得意だったので、在宅で翻訳の仕事をしたいと考えています。主婦で翻訳をされている方は、多いのでしょうか?また、子供ができたら仕事を回してもらうのに不利になりますか? |
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主婦の方で家事共々翻訳の仕事をされている方は、かなりいらっしゃるようです。ただし、家事の空き時間に翻訳ではなく、翻訳の空き時間に家事をするようでなければ難しいでしょう。翻訳会社もある程度の量をこなしてもらえなければ、仕事を回すことはないからです。よってご家族の協力が必要です。また妊娠されても、お子さんがいてもそれだけでは不利になりませんが、お子さんに手がかかるからと量を減らしたり、急に熱を出したからと納期を守れなかったりした場合は、仕事を失う可能性があります。 |
■翻訳に必要な資格は?
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翻訳の仕事をする上で、必要な資格などはありますか?翻訳に関する検定試験みたいなものがあると聞いたのですが、受けた方がいいのでしょうか? |
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必要な資格などはありません。翻訳の仕事は実力主義ですので、資格や学歴などは一切関係ありません。ただ、資格を取るために、あるいは学歴を得るために学んだ(専攻した)ことは役立つ可能性があります。翻訳に関する検定試験も同じで、それ自体は仕事を得るために役立つことはあまりなく、むしろそのプロセスが役立つことがあるでしょう。ただし、翻訳家の方々は資格や検定試験の勉強をするくらいなら、直接的に仕事に役立つ専門知識等を勉強する時間に使った方が有益と考えているようです。 |
■翻訳サークルはありますか?
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翻訳の仕事は自分との戦いだと聞いたことがあります。ただ、学習段階では同じく翻訳者を志す人たちがどういう学習をしているのか、またどんなことを考えているのかを知りたいと思います。そういうサークル的なものはありますか? |
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ネット上には翻訳者、また翻訳学習者が集まるフォーラムのようなものが多く存在します。そこでは仕事のこととか、学習のこととか話し合ったり、情報を交換したりしています。そういったフォーラムに参加するのも、非常に有効だと思います。ただ、翻訳で生きていくための手段として真剣に協力し合っている方々の集まりですので、友達探しや質問コーナー的な参加の仕方はしないように、十分気をつけてください。 |
■医薬分野について
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学生の頃から医療関係には非常に興味がありました。残念ながら医療の分野に進むことはできませんでしたが、将来翻訳の仕事で医療と関わっていければと考えています。そこでお聞きしたいのですが、医薬関係というのは分野的に安定しているのでしょうか?また、医学に関する知識、経験がなくても医薬翻訳家として生計を立てていくことはできるでしょうか? |
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医薬翻訳分野は需要の動向が比較的少なく、安定した分野であると言えます。またヒトゲノム、遺伝子研究がますます進み、将来性の面でも十分期待できる分野です。
医療関係の実務経験者が有利であるのは間違いありませんが、全く知識、経験がない方でも、専門知識や調査力を磨くことによって十分活躍できる可能性はあります。 |
■英日と日英の需要について
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英日と日英の翻訳はどちらの需要が多いのでしょうか?日英の方が翻訳単価が高いと聞いたので、日英にしようかと思っているのですが。あるいは分野によって違ったりするのでしょうか? |
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市場規模は英日の方が大きいです。かなりの英語力をお持ちであれば別ですが、新人翻訳者にとっても英日の方が仕事を得やすいでしょう。翻訳単価から見れば確かに同じ分野、(専門知識的に)同じレベルなら、日英の方が高いです。英語に翻訳するということはネイティブが読むわけですから、日英翻訳者にはネイティブクラスの英文をかけることが求められるからです。しかし、もちろん分野によって大きく違いがあり、英日同様高度な専門知識を求められるもの、翻訳者が不足している分野などは高くなります。 |
■その他
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現在、平日は会社員として働いております。
これから貴社の翻訳講座を受講したいと考えておりますが、働きながらなので期限内に修了できるのか不安です。
将来はフリーの翻訳者として働いて行きたいと考えておりますので、ここで仕事にひと区切りをつけて、勉強に集中するほうが良いのでしょうか? |
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翻訳の仕事で安定した収入を得るためには、翻訳家としての高い専門知識と技術だけでなく経験も必要です。翻訳家の方には独立するための経験を身につけるために、普通の仕事をしながら翻訳の仕事をされている方が大勢いらっしゃいます。まして学習段階では、経済的余裕が十分あれば別ですが、安定して学習を続けていくためにも、仕事は続けられた方がいいと思います。
また仕事にもよりますが、業務上得られる知識は翻訳に役立つことが少なくありません。報告書や社内文書、そういった文書の表現を見るだけでも、将来翻訳の仕事に役立つことがあります。 |
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